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漢方薬治療 効果の実例報告
漢方薬師の会

もともと漢方とは、厳密には我が国で独自の発展をしてきた日本の伝統医学を指します。
中国に生じた伝統医学が幾重にも日本に波及し、伝統医学の古典籍は最終到達地である日本に最もよく保存されることとなりました。この良質かつ多量の古医籍を活用し、江戸時代には、古方派、後世方派、折衷派から考証学派へと活躍し、古典を基本とする漢方の基礎学問の研究に目を見張るべき業績を遺しました。日本人独自の中国医籍注釈書、研究書があまた刊行され、日本独自の漢方処方も創案されました。この成果は明治時代、日本を訪れた中国人楊守敬によって中国にフィードバックされ、『その学識の深さは現今の中国医界の遠く及ばぬところだ』と、当時の中国人に衝撃を与えました。近代中国で宗本と称された『傷寒論』は実は日本幕末の刻本に基づくものです。
現在、中国の公共図書館に所蔵される伝統医学書の総目録『全国中医図書連合目録』(1991)を見ると、いかに大量の日本旧刊・旧写本が中国に渡ったかがわかります。

これまでの経緯をふまえ、漢方というと、江戸時代中期以降の日本漢方を中心に考えるむきもあれば、中国医学古典を中心にとらえながら現代中医学しか念頭にないむきもあります。いずれにせよ、陰陽五行に基づく医学理論に変りはなく、部分でなく全体を視ることに長所があり、治療においては病原そのものを攻撃するのではなく、自然治癒力を主眼とする東洋医学の考え方であることは間違いありません。様々な流派が存在することが、日本の伝統医学の強みであると考えています。

日本では明治時代となってから、西洋化・富国強兵をめざす新政府は、漢方医学廃絶の方針を選択し、1895年以後、漢方医はその代だけで資格を失い、西洋医学の試験に合格しなければ医師になれなくなりました。これによって漢方は極端に衰退し、学問的にはほとんど断絶の状態となりました。しかし、法律と西洋医学は漢方の有用性を完全に抹殺することはできませんでした。

今、漢方薬が医療の在り方を大きく変える可能性を秘めています。
開腹手術後の患者に漢方薬の「大建中湯」を服用させると、手術後の腸閉塞、癒着が激減し、入院日数が平均3.5日短縮されることが科学的に立証され、投与が常識化されつつあります。
西洋医学で改善せず、漫然と投与される化学薬品の副作用で、かえって病態を深刻化される患者はけして少なくありません。
2015年2月放送のNHKスペシャル「腸内フローラ 解明!驚異の最近パワー」では、腸内細菌の生態系の影響は脳に及び、うつ病、がんや糖尿病、肥満や肌のシワにまで関係しているとし、アメリカでは最先端の研究になっています。漢方薬が、腸内環境を整えることからさまざまな難病に効果があることが、実証される時代がやってきます。
世界の潮流は伝統医療に傾いています。
漢方薬は、一人一人の証(八綱弁証、六病位弁証、臓腑弁証、等々)による徹底したオーダーメイド治療であるので、西洋薬のように100人に服用させて、何人が○○という症状に効果が認められたという西洋医学的エビデンスを求める議論には馴染みません。
一般に、西洋医学的エビデンスに沿って発表する場が多い現状が続くなか、東洋医学的観点で、一人一人の実際の症例を発表できる場所を設けました。
漢方薬に携わる東洋医学の実践家たる方々、漢方理論に基づく漢方薬の処方効果を喧伝し、日本のみならず世界中の人々が、日本に漢方薬を求めてやって来る日がくるかもしれません。どうか、皆さんで協力して漢方薬の未来を一緒に作っていきましょう。

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症例報告をされる先生方へ

  • このサイトは実際に経験した事実の発表の場です。東洋医学の基準での症例を歓迎します。医師の診断による西洋医学の病名は、一般の方々にも周知しやすい面で歓迎しますが、参考として記載される程度であることをご理解下さい。
  • 日本には、漢方薬を処方する様々な流派が存在します。他の流派を否定する発言は控えてください。
  • 質問は直接、症例提供者に症例報告のコメント蘭にメールにてお聞き下さい。
  • 質問は純粋に漢方医学的(東洋医学的)質問に依拠することを推奨します。また、漢方医学は広範な学識を必要とし、実践する先生方にもレベルの差があることは当たり前です。誰でも初めは初心者です。学問上の指摘をされることは、発展的議論には必要なことですが、あら捜しをしてやり込めることは控えてください。質問に答える方は、できるだけ誠実に答えて、ご自分の糧にしてください。お互い紳士的に、漢方医学の学識を向上できる活発な議論の場となりますように。
  •  鍼灸治療やマッサージなど、他の治療も併記していただいて結構です。以上の主旨に大きく外れ、あまりに不適切な内容の投稿は、管理者が削除することとします。このホームページでは、メールアドレスとお名前(お店の名前やニックネームでもOK)のご入力で、誰でも漢方薬の臨床例を投稿できます。メールアドレスは非公開で、画面には出ません。リンクフリーです。

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