今年の冬はほんまに寒いですなぁ‥‥

冷やしたらあかん人にはうちは葛湯(くずゆ)専門!それも吉野本葛でないとあかん!
「他のやったら芋とかデンプンとか入ってるで!」
「売ってるか?」
「うちは葛粉は売らん!スーパー行って買ってこい!」
「しょうがは?」
「土生姜買ってこい!」
「どこの生姜がいいか?」
「高知県産が一番いい、今のところ。またないしね。それを擦れと」
「筋どうします?」
「あんたいろいろ聞いてるやろ?繊維質はお通じにいいと。それをわざわざなんで汁だけにするねん?もったいない!あとは蜂蜜を入れろ。」
「蜂蜜は何がいい?」
「アカシアにきまっとるやろ」
「蜂蜜は上等でなかったらあかん!面倒くさいよ。でもわしもやってるからあんたにもできる。コップ200ccに水八分目入れ、スプーン1杯の葛粉を入れて、生姜と蜂蜜はあんたの口に合わせ!それを入れたらコップの中でかき回してお鍋に移して火にかけたら真っ白なのがドローンとした糊状になると。そうしたらそれを飲め」と。
「コーヒーと違うから1日何回でも結構よ」と勧めます。

そのときに葛ていう字知ってるか?漢方薬で葛根湯て知ってるやろ?葛根湯は葛の後ろに根とつけて葛根湯というねん。風邪引き、肩こりに効くと言うやろ?葛粉は葛根湯の材料や。生姜、クコの実、かっこん、中国産の生姜のほうが美味しい。自然に乾燥させたから。瞬間的に電気乾燥させたうちの生姜はまずい。香り、色は中国産よりうんといいけどね。
葛湯は、胃を温めるため。脾胃を強くすること、脾胃は身体の中心なんです。ここ、脾気を高めんことには、身体は衛気ならん。体の五臓六腑の中心が心じゃなくて、脾なんです。後天の気なんです。
ミネラルは先天の気、ビタミンは後天の気です。後天の気、不足してるから、補ってください。葛湯と、お茶はどっちが比重が重いか?冷凍庫に入ってるもんですぐ口に入るもの、アイスクリームとかは、身体調子悪い人は絶対に食べるなと。
後天の気を活発にするためには冷やしちゃだめ。
これは実際に実例があるんです。喘息もちの子供、アトピーなんかでも、アイスクリーム食べさせたら悪化する。みかんも。酸が冷やすから。発作でますよ。
じゃが芋、片栗粉のデンプンと葛のデンプンは違います。熱を加えると、片栗粉は固まるけど、冷えたら水になります。とうもろこしでもそうです。片栗粉の饅頭なんてありますか?ないです。葛餅は固まるんです。片栗粉は冷えたら固まりません。
砂糖もぶどう糖に変わるときにエネルギーとりますから、熱を下げます。
温めるときに必要なのは葱。北里大学で学生さんが、葱を切って10分後と30分後置いたものを胃にいれたとき、どれが一番温まるか?サーモグラフィーで実験しました。
できるだけ、時間置いた葱のほうが温まりました。
心臓 らっきょう ガイハク 葱は肺大腸系の薬 にんにくは脾胃
生姜も冷蔵庫入れ取ったら腐るけど、新聞紙に包んで水分吸収させとったら大丈夫。生姜の皮ってゆうのは人間と一緒で再生しよる。それだけ生命力強い。
漢方の生姜ってゆうのは、水分を取ることを考える。
中国は石灰の中に生姜入れて日干しにしよるんです。生きてるうちに自然に窒息死させますから白い。うちは、中国みたいに場所がないから、乾燥機のなかで急に乾燥さす。から急激に死ぬ、水だけ飛ばすんで線維の荒いのがでてきよる。
冬には、生姜、クコの実、葛根を炊いて、蜂蜜で味付けしてレモン薄切りいれて飲みます。そのときの生姜は自然乾燥させた中国の生姜のほうがうまい。
夏は冷奴ばかり食べたら栄養不良になるのか?葱は吸収を良くします。かつおぶし、生姜、葱で充分なんです。お米は十二味がします。だからお米は玄米で食べなさい。白米なら苦(にがい)がないけど玄米やったらある。五味が全部ある。簡単な実験。

あるとき、お客さんに相談されました。
「つわりで何も食べれず、やせてきました。それまで、漢方薬やさんに行ったら、煎じ薬を言われた。小半夏加茯苓とかね。そんなもん飲んだってやせる、なにかない?」
「家で作りなさい。昔は粳米て、古いのがあったんやけど、今は玄米しかないから。それを煎るんです。煎って、ぴちぴちはねるけど、それに塩を入れて煎るんです。できあがったらふるいなんかで漉して塩をはずして、玄米だけを煎じるんです。煎じあがった玄米に、はずした塩を味付けにいれて飲むんです。」
つわりの吐き気強い人でも、これやったら飲めるんです。
それ以外の人やったら苦いんです。昔、それで商売しようとしてドリンク作った人がおったけど、苦くて美味しくないから売れなかった。これみんな昔の人の生活の知恵、貝原益軒の世界なんです。玄米は焼いたほうが良い。

苦味 どくだみはてんぷらが一番美味しい。もみじのてんぷらより、100倍くらい美味しい。花が咲き出したら筋が入るんです。そうなったらお茶にするしかない。

タンポポは、今は日本タンポポより西洋タンポポの方が多いです。日本タンポポは高地にしか残ってないんとちゃいますか?西洋タンポポでタンポポコーヒーできます。タンポポ、山芋はおっぱいだす作用あります。ホコウ英根は西洋タンポポの根。日本のはぎざぎざない。西洋のはぎざぎざ。根がねばりけのあるもんはおっぱいだします。山芋とか、葛根、小芋、ねばりけのあるやつはおっぱいにいいし、腎経に効く。昆布、オクラも。

芋膏知ってます?昔は日本手ぬぐいにつけてやってました。捻挫、骨折なんかに。黄柏、サンシシ、我ジュツ、いれて骨折に使ってました。これをメリケン粉、お酢でちょっと練って、患部に貼り付けると、熱もとれるし、楽になる。接骨院で専門にやってます。古い先生なんか。かぶれませんねん。もっと痛みが激しかったらそこにまたたび末ちょっと入れます。隠し手法やね。
小芋湿布はかぶれるから、実際は胡麻油塗ってからはるわね。
痛み取る湿布なら糾励根(きゅうれいこん)。製品であるんです。真っ黒のやつ。リウマチとは違い、神経痛の痛みに効きます。
今回はこんなところでおしまい。写真はクコです。