がんと漢方と食物

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 黙堂 柴田良治(医学博士 日本東洋医学会名誉会員)講義の抄録

柴田先生が医師として、西洋医学をふまえながら、漢方と食養でがん患者を治療、観察した事実の抄録です。

古い抄録ではありますが、今なお2人に1人ががんになり、がん死があとを絶たない現代への啓示として掲載させていただきました。

はじめに

『がん』は、生体のなかの反乱分子なのです。

自らはそのもの自体、身体と殆ど同じ組織なのですが、その細胞には、永遠に生きる力があり、その個体が死ぬまで生き続け、増え続けるのです。その細胞を取り出して培養すれば、何十年、何百年でも生き続けるのです。また『がん』の種は誰でもどの組織にも、肺、胃、肝臓、腎臓、皮膚、乳腺、子宮などどこにでも存在し、これがある条件を得て、発育、憎悪してくるものと考えられ、骨とか筋肉とか上皮細胞のないところには肉腫ができます。

発がんについては、古くから無数といってよい位の研究が発表されていますが、特に機械的、物理的、化学的刺激によるもの、精神的ストレスによるもの、発がん物質によるものなどが知られていますが、いづれもその『がん』の種が発芽する環境の条件が問題です。

世界中の長生き種族の食物が、菜食を主としたバランスのよい食事をしていることが知られています。

欧米型の食事でも野菜の多い地方には『がん』は少ないのです。

我が国で、死亡原因に悪性腫瘍、『がん』が第1位になったことは、古来の和食が欧米型の肉食に偏ってきたためとも考えられます。

『がん』の原因については、古典的なウイルヒョウの刺激説は、山極勝三郎、市川厚一の両氏が、うさぎの耳に3年間コールタールをぬりつづけて、遂に『皮膚がん』を発生させて(1931年)以来の化学的発がん因子、熱線、紫外線、X線、α線、β選、中性子線などの電磁波あるいは粒子性の放射線を含む物理的発がん因子、性ホルモンの異常による発がん、発がん性ウイルスの発見など、動物実験ではいろいろの事がわかっています。

『発がん性』のある物質については動物実験とか細菌実験では、わらび、カビなどにあるアフラトキシン粗製のハムなどにあるニトロゾアミンなどの他、食品添加物で現在では禁止になっているローダミン、オーラミン、アニリン色素なども発がん性が問題となっていますが、胃で食塩、大腸では胆汁酸などが発がんのスポンサーとなることが知られています。すまわち『発がん物質』だけでは『がん』はできないのです。

遺伝的体質の研究も古くから知られており〝はつかねずみ〟では、その子孫に『がん』発生を予言できるようになったのはすでに今世紀の初めです。

 

外科的治療とその周辺

華岡青洲が、世界で最初に〝乳がん〟切除を行って以来、技術的には大変進歩したが、手術のみによる〝がん〟の完治は望み得ることができませんでした。

最近の診療法の進歩は、CT、Echo、NMR、内視鏡などにより極めて早期の〝がん〟を発見することが可能になり、これに技術の進歩と相俟って、早期発見、早期手術により外科的に完治させることができると報告されています。また、〝胃がん、乳がん、子宮がん〟には、自然治癒もあるらしいし、また、組織的にさえも、極めてまぎらわしい症例もあるので、〝がん〟でないものも手術されているに違いありません。とにかく、切り取れば〝がん〟と関係なくなるというのでは、納得できないものがあります。

漢方

症例1

〝噴門がん〟を疑われた70歳の女性で経過を観察していたところ、5年後には〝がん〟とは無関係な老人性食道裂口ヘルニアの完全な形になってしまいました。

現在の内視鏡の技術ではこれを確かめ得たかも知れないが、当時としてはX線像の読み方が一つのポイントでした。

症例2

胃前庭部にポリープのある54歳の男性で約5年間、経過をみていたが、この時点で手術をしました。

組織像は良性の腺腫で、いつか必ず悪性化するという観点から手術もやむを得ないのですが、その後、患者が、術後の不調に苦しんでいるとしたら問題です。

症例3

20歳の男性では、X線写真(1)は硬性がんと思われたが、血液像にアレルギーがあらわれる好酸性白血球が10%認められたので、経過観察したところ10日間で正常の粘膜像になったのです。

症例3

症例4

45歳女性:X線写真像と胃カメラの所見上では、硬性がんと疑われ手術しました。この『がん』は手術では『がん』の微少な、眼に見えない細胞を全身にまきちらすことも考えられ、一昔前には術後の再発が普通で5年間生存したことなどが成功のうちに数えられていたのです。

しかし顕微鏡検査では、慢性胃炎の所見でありました。

放射線治療の面では

放射線生物学の進歩と放射線治療の装置と技術の開発はコバルトのγ線、高エネルギー(200万~4000万電子ボルト)装置のγ線や粒子線などの利用を可能にし〝がん〟の治療には、不可欠のものとなっています。

また進行した〝胃、膵、肝がん〟などでは、開腹して粒子線を直後に照射する術中照射によってかなりの効果が認められています。

〝がん〟の種類、進行度、悪性度などによって一概には論じられませんが、〝子宮がん〟〝直腸がん〟〝上顎がん〟などは、放射線治療の適応です。

乳がん、子宮がんなどでは、手術後の再発防止の為の放射線治療は常識となっています。

日本では上記の〝がん〟の治療は外科的療法が80%行われており、欧米では逆に放射線治療が優先しています。これは日本では高エネルギー放射線装置の普及がおくれたことよりも、手術の技術がすぐれていることによると思われています。

一方、放射線治療は、後期障害による、肺腺維腫、腹膜や腸の癒着、放射線潰瘍など高エネルギーの副作用が、数年後になって現れ、発熱、出血などを起こすことは珍しくありません。制がんには有効ですが、後期障害は強く、潰瘍を形成しているものが多く見られます。肋骨の壊死もみられます。この潰瘍には、十全大補湯、内托散が有効です。

これらの症状は、漢方治療の適応であることはいうまでもありません。

症例5

末期で、手術不能と診断された〝子宮がん〟65歳の患者、20万ボルトの装置で治療し、補中益気湯、六君子湯を兼用して、病巣線量7000ラド/60日まで照射して、〝がん〟の病巣は消失しました。

約12年後、本患者は、脳出血にて死亡しました。

死後剖検していないので、〝子宮がん〟がどうなっていたか、分からないのですが。

症例6

〝子宮がん〟の術後コバルト治療を受けて、5年後、粘液便と激しい腹痛作用を起こし、直腸鏡検査で〝がん〟の直腸への再発浸潤と診断された女性(50歳)。

血便は、加味四君子湯でよくなり、腹痛は解急蜀椒湯を与えて寛解した。その後も、前方を運用して、約2年になるが、患者は正常の生活をしています。

本例は、再発の確認を組織検査でしたわけではないので、あるいは、コバルトのγ線による治療の後期障害による、腸の癒着、潰瘍が主役をしているのではないかと考えられます。

化学療法ないし薬物療法

 〝がん〟に効く薬はないか。これは古くから問題となり、化学物質にも直接〝がん〟細胞に作用するものの研究は非常な進歩を遂げましたが、何れも生体には毒物であるので、副作用の面で、必ずしも万全を期し難いのです。5Fu、フトラフール、エンドキサン、マイトマイシン、ブレオマイシン、シスペラチンなど、つぎつぎと開発される化学薬物も、症例により、その悪性度、進行度、種類など、いろいろの要因により、その有効の程度は確定できません。

動脈造影術を利用して直接抗がん剤やエチルアルコールを注入したり、関連している細動脈を閉塞する方法(塞栓療法)は肝がんでは、かなり好成績が報告されています。また、インターフェロンも肝がんによっては有効です。

免疫系の療法

 丸山ワクチンは副作用のない点では、よい薬でありますが、他の免疫抑制的製剤との併用が出来ない点で、現代の医学的常識などにまどわされて必ずしも成功を期し難いのです。

溶連菌系のピシバニールも症例によっては、有効な場合を経験していますが、その本体であると思われる発熱などの副作用は、患者のみならず、主治医にまでも不安感を与えるので難しい場合があります。

アメリカで、体温を43℃まで上昇させて、〝がん〟を治したという報告がありますがこの体温では普通の人間は死んでしまいます。

最近、我が国で高周波による高熱療法(Hyper thermia)が注目され、制がん剤と併用してかなり効果例があり、あるいは、漢方薬の併用による効果が期待されています。また、膀胱がんに43℃の温湯の灌流で効果をあげている報告例もあります。

漢方

症例7

昭和56年、58歳男性、2月に胃体部ガンを切除、6月になって、腹膜転移を思わせる広汎な淋巴腺の腫脹がはじまり、CT写真上右腎と、輸尿管をとりまく後腹膜におよぶ転移像がみられました。

直ちに、高熱療法を行い、腫瘍は急速に減少し、2ヵ月後にはCT写真上も、エコー像にも腫瘍像は完全に消失しました。

玄米菜食と漢方治療を継続して現在2年になるが正常の生活をしています。

民間薬

昔から民間薬として伝えられている薬の中にも、良い薬があります。

沼に自生する〝ひし〟の実は玄米に近い高級な主食ともなりますが、この煎汁は古来胃の薬として知られ、〝胃がん〟の特効薬のようにいわれています。

〝そば〟も同様で、多数の必須アミノ酸、脂肪、ビタミン、ミネラルなどを含むので少量の摂取でも、バランスが取れるという点から、栄養過剰による〝がん〟の増悪を防止するのではないかと考えられます。

〝いわちしゃ〟〝たらの根〟〝ふじのこぶ〟〝酵素〟などについては、今一つ確定した〝きめて〟がありません。

WTTC(ひしの実、訶子、藤瘤、ヨクイニンの製剤)は、薬味の総合によってすべての〝がん〟によく、特に術後の再発防止に有効で胃腸を調えるという意味で、食物の注意を守っていれば、消化器のがんには六君子湯以上の効果が期待できます。

千葉大中山外科では末期の胃がんに用いて有効であったという報告があります。

症例8

民間薬が効いたと思われる例。

昭和24年頃、当時70歳の男性、大学病院を3ヶ所まわって、どこでも〝胃がん〟として手術をすすめられましたが、本人は拒否していました。患者を直接診察したわけでもないし、X線写真を見たわけでもなかったのですが、〝さるのこしかけ〟、〝ひしの実〟、〝いわちしゃ〟の煎用を指示しておきました。数年後、患者は元気で、老妻の神経痛の相談にあらわれたのでした。

内視鏡のない頃の話であるので、組織所見もなく、始めの診断に疑問をもっていたのであるが、現在では、PSKという〝さるのこしかけ〟成分が、実験的に抗がん作用があるという報告からすると、その効果は否定できません。

肉食は〝がん〟の増悪、再発に寄与するか

〝がん〟の発生の原因としての食事の問題は世界各地、各民族の食習慣についての報告は極めて多いのです。

宗教上の理由による完全菜食の部族に〝がん〟が少ない(インドなど)とか、最近の米国の報告では、肉の消費量の多い北部が南部より消化器の〝がん〟が多いと伝えています。

日本でも、近藤正二氏によると、白米食と魚食の聚落に胃がんが多いことと食塩が関係していることが報告されています。

しかし、動物食を主に食べていると、〝がん〟になり易いかどうかは、個人、個人について、何ら証拠はありません。

一方〝がん〟にかかった個人については、話は別です。

症例9

噴門胃がんの当時63歳の男性。昭和23年当時は、まだ噴門部の手術はそれほど行われていなかったので、最後の手段として細野史郎先生に漢方治療をお願いしたのでした。

約1年後、その患者を、X線の再検査をした結果、前回と全く変化のない所見で、食道噴門部から胃体上部に陰影欠損がありました。噴門部の狭窄はありましたが、通過はあまり障害されていませんでした。これが、細野先生の〝そば一味療法〟の成果でありました。即ち〝そばがき〟と完全菜食、少食、漢方治療、これで、逆に少しずつ、食物を嚥下できるようになり、却って体調も良く、患者は食物以外は、普通の生活をしているということでした。

細野先生に伺った後日談では、この患者は〝さしみ〟などを食べるとひっかかるといっていましたが、後に食禁を無視して食べたところ、急に増悪して死亡したということです。

これが、〝がん〟と食物についての筆者の開眼でした。

症例10

患者は、当時30歳の筆者自身である。丁度前症例と同じころから、左頚部に腫瘤ができはじめ、細野先生に教えて頂いて、瘰癧、結核門の漢方をいろいろと服用してみたが腫瘍の増大を防ぐことはできなかったのです。

試験切片をとってしらべたところ、〝膠様がん〟ということで、昭和25年8月末に手術、その後放射線治療を受け、その頃から、玄米、菜食の食養を、約5年間つづけました。その後も、白砂糖、動物食などの酸性食は、自ら進んでは食べない習慣が身についてしまいました。

丁度その頃、筆者と同年の女性で、病名も場所も同じ患者が、同じ治療をしていたのに1年後になくなったことは、ショックでした。

漢方

症例11

55歳の男性で、昭和49年5月胃痛、心下部痛を訴えて受診、潰瘍を伴う食道がんを発見、高エネルギーγ線(400万電子ボルト)治療にて、一時畧治しましたが、約6ヵ月後には再び嚥下困難が再発し、所謂〝噎〟の状態でした。根治手術を施行して、顎下と胃に婁孔をあけて、ゴム管で接続して食物摂取には不自由はなくなりましたが、6ヶ月後には胃に再発して死亡しました。

本例は漢方治療も併用しましたが、とにかく、肉食の好きな患者で、少しでも食べられると、牛肉のスープ、生肉、焼肉を食べるという風でありました。

症例12

45歳男性、昭和45年6月、胃前庭部に〝そらまめ〟大の腫瘍を摘出、組織像は扁平上皮〝がん〟があったので、当時充分と思われる化学療法を受けました。

約5年後、突然激しい腰痛が起こり、強度の貧血(赤血球150万)があり、骨髄像は、〝がん〟細胞が無数に見られ、まもなく死亡しました。

本例も化学療法による貧血のためもあり肉食の多い人であったが、この場合組織像が似ていたからといって、果たして、5年もしてから再発といえるかどうか。〝がん〟の発生する素地が、充分にあったわけで、同じ〝がん〟ではないと考えられるのです。

症例13

〝胃がん〟術後の再発転移のある患者。55歳の男性。胃前庭部に腫瘤を発見、手術後5Fuを主とする化学療法と、同時に補中益気湯を投与しました。約1年後、右中腹部に、腸間膜の転移と思われる腫瘤を触知、防風通聖散を与えました。きいてみると、化学療法のための貧血の治療として、肉食をすすめられ、動物食を多食していたといいます。玄米、菜食を指示し、潰堅湯兼防風通聖散として、その後、約2年、腹部の腫瘤はそのまま変わらないが、患者は正常の生活をしています。

本例の腫瘤がいつかは、縮小するものか、あるいは増大して、あるいは全身にひろがるものかどうかは分かりませんが、動物食が一時的に、病勢に関与したと考えられるのです。

症例14

60歳男性、胃体部の中ほどにできた〝がん〟性潰瘍で手術した。組織所見は〝腺がん〟で淋巴節の転移があり、再発必至という執刀した医師の証言でした。たまたま、頑固な湿疹が手足にではじめたので、玄米菜食とし、防風通聖散を与えました。

湿疹が治ってからも患者は、食養を守って、現在、約15年になるが健在です。75歳になるはずですが。

症例15

62歳の男性、前例と同じような所見で手術所見では、淋巴節の転移があり、なお取り残した部分があり、マイトマイシンなどの化学療法を行いました。

かねてから糖尿病があり、それが術後増悪し、空腹時血糖250mg/dlという状態になったので、カロリー制限と同時に玄米菜食にして、黄連地黄湯加石膏、兼防風通聖散としました。

本例も現在80歳のはずですが、健在です。

漢方

症例16

〝乳がん〟類似の症例の38歳の女性。2年前、第2子の分娩後から、両側の乳房に〝しこり〟ができはじめ、次第に増大し、両脇下にまで淋巴節が腫大してきました。

試験切片の所見は乳腺症であったが、臨床像はかなりすすんだ乳がんを思わせる状態でした。乳腺症にしては、激しすぎるので手術をすすめられたが断ったといいます。玄米菜食を指示して、紫根牡蛎湯を1ヶ月与えましたが、あまり変化はなく、二十四味風流飲はなんとなく調子がよいといいます。約半年で廃薬しました。

先日、たまたま、診察したのですが、両乳腺と腋下の腫瘤状のしこりは全く変化なく、約14年間、そのままであったわけです。

組織像が不明なので、何ともいえませんが、臨床的には、潰瘍こそないが全く〝乳がん〟以外考えられないのです。

 

以上の症例は、動物食、酸性食は、〝がん〟の予防については不明ながら、〝がん〟の再発と増悪には、かなり寄与するものと考えられます。

〝がん〟の漢方治療について

以上の症例からも分かるように〝がん〟の治療は、現代医学の治療でも、漢方の治療でも容易ではないし、漢方治療においても、特別の特効薬があるわけでもありません。

最近中国から報告されている〝がん〟の薬も、その内容からみて、〝がん〟をなおすというには、それほど、有効とは思えません。

唯、身体の不調を整理するという意味で、積年の習慣からでき上がった病気に、何らかの作用をもつであろうということはできます。

即ち、虚実の概念が難しく、伊藤良氏によると瀉剤の適する実証には末期でも有効ですが、補剤を要する時期になると救い難いといいます。

以下は末期がんの漢方治療の適応例です。

症例17

89歳の〝直腸がん〟と診断された女性で、頑固な便秘が主訴でした。左下腹部に糞塊と思われる抵抗がありました。

防風通聖散を投与したところ、2日目に大量の排便があり、その後、順調に経過し、約1年後老衰死亡しました。防風通聖散が、〝がん〟による狭窄をなおしたとは思えませんし、また、瀉剤として老衰を早めたとも思えないのです。

症例18

手術不能と診断された胃の〝硬性がん〟の41歳の男性、X線上胃体部に広汎ながん性の浸潤を認められました。自覚的には心下部の痞満感、左背部の倦怠と重圧感があり、軟便がありました。

半夏瀉心湯加茯苓兼WTTC として、経過は良好でしたが、約1年後急に〝がん〟性悪液質の状態でなくなってしまいました。

症例19

膀胱がんから肺転移をおこしている60歳男性。1年前、高度の血尿が止まらないので、加味帰脾湯を与え、これによって血尿がなおってから、竜胆瀉肝湯を連用していました。約1年後、下腹部に強い痛みがあり、八味疝気方を服用、2週間で寛解しましたがそれも2週間しか続きませんでした。〝硬膜外麻酔〟によって、痛みを止めていますが、今度は、血痰が続いています。清肺湯紅痰加減にして、少し治っていますが、なお、どうなるか分かりません。

本例は、漢方治療と硬膜外麻酔の他は、何の治療もしていません。なお少量の血痰の他は異常はなく、正常の生活をしています。

さいごに

生薬面から抗がん生薬として特に、WTTCなどはかなり効果が期待されます。

『がん』は誰でもどこにでも発生する可能性があり、特に『がん』治療によって現在無症状になっていても、再燃、再発の心配は否定できません。肉食は『がん』の再発と増悪に寄与するので、食物に気をつけてかくれている『がん』と仲良く暮らすしかないのです。

自然食

 

 

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